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432 バイト追加 、 2024年12月31日 (火) 15:45
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本伝承では、竹野神社の[[天照大御神]]のように、人身御供の娘の処遇に明確に介在する女神は登場しない。「松姫」はその名の通り「松」の象徴でもあって、彼女が死ぬと松の木も生えなくなってしまう。飛鳥(奈良県大和郡山市筒井町)には鍛冶に関連して、[[伊豆能売]]という女神が「松の木を生やした」とされる伝承がある。[[伊豆能売]]のように、松の木を枯らす(殺す)も生やす(生かす)も管轄する「上位の女神」が本来の伝承には存在したかもしれない、と考える。
 
ともかく、伝承の前半部分は台湾先住民の[[バロン]]神話の類話で日本でいうところの「蛇婿譚」と考える。後半はバビロニアの[[ティアマト]]神話に類似している。前半は「[[吊された女神]]」、後半は「[[燃やされた女神]]」といえよう。妹の「おしも」は「[[養母としての女神]]」といえる。
== 関連項目 ==
* [[豊受大神]]
* [[下光比売命]]
* [[バロン]]
* [[ティアマト]]
== 脚注 ==

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