差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
==== 私的考察 ====
天日尾神:天照大御神・天道姫命、(国日尾神:天火明神)、天月尾神:月夜見神・天香語山命、国月尾神:[[豊受大神]]・蛇頭松姫大神として良いかと思う。天火明神は物部氏の饒速日尊と解している。国日尾神と天月尾神は同じ神として差し支えないのだが、敢えて太陽女神を月夜見神の上位(姉ではなく母親)としているところが海部氏のこだわりであろうか。豊受大神の夫神が天香語山命と想定されているのであれば、籠神社の奥宮である真名井神社の境内に天香語山命の石碑があるのも納得がいく。(確か昔見た記憶がある。)ということは、浦島太郎も暗に天香語山命である、という意図があるのだろうか。そして池とは地面にあるものなので、'''今池姫'''とは'''豊受大神'''のことなのだと考える。
 
まとめれば
 
天日尾神:天照大御神・天道姫命・おしも([[下光比売命]])、(国日尾神:天火明神)、天月尾神:月夜見神・天香語山命・若者・火牛、国月尾神:豊受大神・おまつ(高日売)
 
となろうか。丹後の伝承の特徴は、誰か高位の女神(主に太陽女神)が下位の女神を人身御供や斎宮に選ぶ、という点にあると思う。おまつは姉だけれども、殺される女神([[保食神]]系の女神、[[吊された女神]])として選ばれ、おしもがそれを選んだ、と暗に意味を含むと解すべきか。ただし、そのような表現は避け、おまつが勝手に若者と恋中になったように書かれている。おしもとは[[下光比売命]]のことであり、[[養母としての女神]]であって、出雲の太陽女神と考える。
 
伊香保姫の説話([[意岐萩神]]の項を参照のこと)にも感じたが、物部氏、海部氏共に、「生き残った女神([[下光比売命]]的な女神)」に対する忠誠心が非常に強いと感じる。
 
「志楽郷」については、天地悠久氏の[https://ameblo.jp/keith4862/entry-12406547624.html 考察]と同様、海部氏にとって丹後での「故地」とも言うべき重要な地だったのだろう、と考える。
== 関連項目 ==
* [[豊受大神]]
 
== 脚注 ==
{{DEFAULTSORT:っしやとうまつひめおおかみ}}

案内メニュー