'''陸耳御笠'''(くがみみのみかさ)とは、古代の丹後国にいたと伝えられる[土蜘蛛。ただし、唯一の出典とされている『丹後国風土記残缺』を偽書とする説もある。(くがみみのみかさ)とは、古代の丹後国にいたと伝えられる土蜘蛛。ただし、唯一の出典とされている『丹後国風土記残缺』を偽書とする説もある。
『丹後国風土記残缺』の奥書には室町時代の長享年間に智印という僧侶が資益王(白川資益)から借りた『丹後国風土記』を写本であると記されており、同書はその一部分('''加佐郡'''の一部)の残欠とされている<ref name=fukuoka>福岡猛志「『丹後国風土記残欠』の基礎的検討」『愛知県史研究』17号、2013年</ref>。