「有路(ありじ)」という地は「由良川」を挟み南北に跨がり、「北有路」に鎮座するのが阿良須神社、「南有路」に鎮座するのが当社とのことだ。
=== 有路という地名について・才ノ神 (才ノ神の藤) ===
京都府福知山市大江町南有路古池にある神社。祭神は八衢比古命、八衢比売命、久名戸神である。
社伝によると
<blockquote>「第十代崇神天皇の時、四道将軍丹波道主命が当地を巡視されたとき、蟻が群がっているのをご覧になり、『近くに人里があるに違いない』とお供の者に村里の在りかを探させました。道のほとりの大木の根元に石を拝む老人がいるのを見て、不思議に思った供人が『どのような神様ですか』と問うと、老人は『才ノ神』と答えました。供人がこのことを命に申し上げたところ、命は驚いて『恐れ多い』とすぐにかけつけて拝まれました。これよりこの地を蟻道(ありじ、有路の地名の語源)の里と呼び、この神をまつって『才ノ神』とあがめるようになりました」と(社頭案内板より)。</blockquote>
== 参考文献 ==