天皇は早速、意富多多泥古を捜し出し、三輪山で祭祀を行わせたところ、天変地異も疫病も収まったという。これが現在の大神神社である。『日本書紀』では、崇神天皇が大物主から夢で直接に神託を得るまでの亀卜や沐浴斎戒、宮殿内部の潔浄と言った祭祀の過程と内容が詳細に記され、天変地異が収まった翌年に大神神社に奉る酒の管掌に高橋邑の人活日が任命されている。なお、『古事記』では、三輪大神は意富美和之大神とされる。
== 狹井坐大神荒魂神社 狹井坐大神荒魂神社・市杵島姫神社 ==主祭神は大神荒魂神、大物主神(父)、勢夜陀多良姫命(母)、姫蹈鞴五十鈴姫命(娘、神武皇后)、事代主神(息子?)。主祭神は大神荒魂神、大物主神(父)、勢夜陀多良姫命(母)、姫蹈鞴五十鈴姫命(娘、神武皇后)、事代主神(息子?)。狹井坐大神荒魂神社の鳥居の近くに「'''鎮女池'''」という池がある。っここから三輪川が始まり、大和川に流れ込むとのことだ。
本殿横の井戸水を昔から'''薬水'''と称して、この井戸水を掬 めば諸病が免がれると伝えられている、とのこと。