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563 バイト追加 、 2024年12月8日 (日)
[[八束水臣津野命]]は、悪しき蛇神でかつ息子神である物を殺して、干ばつが起こる力を抑えこんだのだけれども、それはそれで、そのやり方に不満でもあったのか、娘女神は父親に対して殺意を抱いた、とでも言えば良いのだろうか。少なくとも神話作者にはそのような意図があったのかもしれないと思うのだ。
日本の神霊に対する概念として「'''非業の死を遂げた物は怨霊(祟り神)になる。'''」というものがある。[[八束水臣津野命]]は[[石見天豊足柄姫命]]に殺されたので、怨霊となって逆に[[石見天豊足柄姫命]]を殺してしまったのではないだろうか。[[須佐之男命]]と[[大宜都比売]]ではないけれども、女神のささいな行動を「'''害意あり'''」とみなしてしまったのではないか、とも思う。 === その結果 ===1つには、八束水臣津野命が、悪しき災害神(怨霊)になって祟るので、これを'''鎮める祭祀が必要'''とされると考える。2つめには[[石見天豊足柄姫命]]も悪しき災害神(怨霊)になって祟るので、これもまた'''鎮める祭祀が必要'''とされるのではないだろうか。
== 祀る神社 ==

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