というのが本来の筋書きだったと思われる。夫からは逃げているわけだから、肥長比売が須勢理毘売だとすれば大国主命から「逃げている」といえるし、[[天甕津日女命]]だとすれば夫の犬神から「逃げている」ということになる。そういう点では、肥長比売は[[メリュジーヌ]]的女神なのだ。
「龍女」の後半は、[[誉津別命]]的な赤ん坊が登場する。沼に逃げた女神は、子供を癒やすから、その点では[['''[[天甕津日女命]]''']]的でもある。夫のお爺さんは'''出雲大神的'''といえる。
== 参考文献 ==