ホティウスの『ビブリオテーケー』の写本190には、パーンのエーコーへの片思いは、美人コンテストでのパーンの評決に怒ったアプロディーテが仕掛けたと書かれている<ref>Photius, Translated by René Henry (2003). ''Bibliothèque: Tome III: Codices 186-222''. Les Belles Lettres. Codex 190. ISBN:2251322221</ref>。
ノヌスの『ディオニューソス』には、エーコーに関する言及が多数ある。ノヌスの記述によると、パーンは頻繁にエーコーを追いかけたが、彼女の愛情を得ることはなかったという<ref>Nonnus, Translated by W. H. D. Rouse (1989). ''Dionysiaca: Books 1-15''. Loeb. Book XV, para. 306. ISBN:0674993799</ref>。。第6巻では、大洪水の文脈で「エーコー」にも言及している。