* 窫窳(あつゆ):中原:竜頭、虎爪、牛身、馬脚の猛獣
* 鑿歯(きくし):寿華の野(南方の沼沢地):獣頭人身の怪物か。口にはノミのような形をした長さ五,六尺の牙が一本生えている。
* 九嬰:凶水:おそらく頭が九つある水火の怪で、水を吹き出すことも、火を吐き出すこともできた。九嬰:凶水<ref>中国北方にあるとされた川</ref>:おそらく頭が九つある水火の怪で、水を吹き出すことも、火を吐き出すこともできた。
::→帰路、北方の寒禄山が崩壊し、土砂の中から精美な玉の弓懸(ゆがけ)を見付けた。
* 大風(たいふう):青丘の沢:大鳳。大きな孔雀。性格が凶暴かつ慓悍で、人畜を傷つけた。その羽根を羽ばたかせるとかならず強風が生じたので、風の象徴とされた。