この今井らの研究を受けた山田宗睦は三重・愛知・長野・静岡・山梨の5県を重点的に調査した。その結果は1977年に中日新聞に『天白紀行』と題して連載され、「''天白の起原を天ノ白羽に求める''」とされた<ref>『天白信仰の研究』190ページ</ref>。
== 私的考察 ==
天白というのは、太白星(金星)のことで良いと個人的には思う。[[長白羽神]]のトーテムが太白星であれば、[[長白羽神]]も「'''太白星群'''」の神々の一柱で良いと思う。ただし、[[長白羽神]]のみが天白である、とすることには違和感を感じる。長野県の北信にも天白を祀る神社はあるが、[[長白羽神]]を祀る神社はほとんど見かけないからである。また、柳田の研究からも、天白神には天候神としての性質もあるようである。
== 参考文献 ==