== 史書における娑蘇 ==
『[[三国遺事]]』巻五「感通第七」条には以下の記述がある<ref>{{Cite book|和書|author=金思燁|authorlink=金思燁|date=, 1997-11-15|title=, 完訳 三国遺事|series=|publisher=[[, 明石書店]]|, ISBN=:978-4750309927|pages=385, pages385-386}}</ref>。{{quotation|{{lang|zh-Hant|<blockquote>其始到辰韓也。生聖子為東國始君。蓋赫居閼英二聖之所自也。故稱雞龍雞林白馬等。雞屬西故也。嘗使諸天仙織羅。緋染作朝衣。贈其夫。國人因此始知神驗。}}<br /><br />(娑蘇は)はじめ辰韓にきて、聖子を生み、東国の最初の王となった。たぶん、赫居世と閼英の二聖を生んだことであろう。それで鶏竜・鶏林・白馬(など)の称があるが、(これは)鶏が西がわ(西方)に属するからである。あるとき(娑蘇が)諸天の仙女たちに、羅うすものを織らせ、緋色に染めて朝服を作り、彼女の夫に贈った。国の人がこのことによってはじめてその神験を知った。|三国遺事|巻五|感通第七条}}{{Wikisourcelang|zh|三國遺事(娑蘇は)はじめ辰韓にきて、聖子を生み、東国の最初の王となった。たぶん、赫居世と閼英の二聖を生んだことであろう。それで鶏竜・鶏林・白馬(など)の称があるが、(これは)鶏が西がわ(西方)に属するからである。あるとき(娑蘇が)諸天の仙女たちに、羅うすものを織らせ、緋色に染めて朝服を作り、彼女の夫に贈った。国の人がこのことによってはじめてその神験を知った。(三国遺事、巻五、感通第七条)</卷第五#仙桃聖母隨喜佛事}}blockquote>
== 家系 ==