天若日子が'''白彦'''、[[阿遅鉏高日子根神]]が'''黒彦'''、'''桜姫'''が[[下光比売命]]あるいは[[天佐具売]]と考える。白彦の死の原因は'''桜姫の言動'''なので、現代的な感覚では桜姫が悪い、とは言えないと思うが、「言動が原因」という点では、桜姫は'''[[天佐具売]]'''に相当する女神なのだと思う。また、桜姫が消えてしまう点は、雉の[[鳴女]]が殺されてしまう点に対応しており、[[天佐具売]]と[[鳴女]]が一体のものとして取り扱われているように思う。
黒彦という集落がかつて千曲川の中州にあったそうだ<ref>[https://www.sarashinado.com/2015/02/11/241/ 更旅241・黒彦と長谷寺の白助はさらしなの兄弟?]、さらしな堂(最終閲覧日:24-12-26)</ref>が、おそらくその集落は治水にも何か関係していたかもしれないと思う。
その一方で、「黒彦王が皇位争いに敗れた」という伝承がある。
== 私的解説 ==