=== 15 ===
15.そしてとても長い年月が流れた。その王室の子孫たちは、姜王子にならって、本当に先祖の姫補佐官のことを邪魔者だと思っていたし、'''姜女王の事を一族を裏切った悪い女だと思っていた'''。でも、自分たちが直接人身御供を立て続けていたら、親殺しの先祖の姜王子が非難されるし、文明が進んで殺人もだんだん悪いこととされるようになってきた。そこで、裏から人を操って、自分たちの政敵や標的を、「。子供たちを育てて、夫の姜王子に使えた、妹の姜王妃のことは、「'''良い王妃だった。'''」と褒め称える人たちと、「'''夫の姜王子を操った悪い王妃だった。'''」と悪く言う人に分かれた。 そして、子孫たちは直接人身御供を立て続けていたら、親殺しの先祖の姜王子が非難されるようになってきたし、文明が進んで殺人もだんだん悪いこととされるようになってきた。そこで、裏から人を操って、自分たちの政敵や標的を、「'''他人に人身御供として殺させる'''」ようになった。そうして自分たちの先祖からは、姜女王、姫補佐官、饕餮補佐官の名前を隠してしまった。そして、自分たちの名前も隠してしまったので、今ではもう姜という名前は、自分たちでは知っているけれども、名乗っていないのである。
== 脚注 ==