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1,205 バイト追加 、 2024年10月27日 (日)
そして、アガメムノーンである。管理人は、これこそ個人的に「'''本当にひどい'''」と思うことがある。インド神話では火の神を「'''アグニ'''」という、ラテン語で火のことをイグニス(ignis)、英語で点火することをイグナイト(ignite)という。アガメムノーンが何なのか分からない、というのは管理人みたいに印欧語を良く知らない人が言うことで、少しでも知っていたらアガメムノーンとは「火」を擬人化した名前であり、更に神話に詳しい人であれば「アグニ」のこと、だってすぐ分かるはずである。だけど、そういう説明をした神話の解説は見たことがない。知ってても黙っていることが「嘘つき」の中に入るのであれば、真の嘘つきはヘルメースですか、それとも人間ですか? と思う管理人だ。「'''アガメムンーンとはアグニ(火)そのものの名前である'''」と分かれば、火に関わることの多い「H+M」と「K+M(N)」の神々の正体は全て分かる。全て「'''アグニ'''」という神の名と言葉から出ていたのである。
 
そうすると、殺されてしまうアガメムノーン、グンテル、ハゲネも「火」から出たことが分かる。では、アーサーは? となる。アーサーの語源は「'''アータル'''」ではないかと思う。あータルはゾロアスター教の「火の神」で、インド神話のアグニに相当する。とすると、気性の激しい女神群に殺されてしまう関係者達の名前は、アガメムノーン、グンテル、ハゲネはインド系の神の名からきているけれども、アーサーだけはイラン系の神に由来する神なのだ。だから、この女神群は、その由来がインド・イラン系にまで遡る女神だと管理人が考える一因ともなっている。彼女達は、インド・イラン共通時代から、寛容だけれども峻厳な大母とされており、インド系に近い部族から伝えられたのがアガメムノーン、グンテル、ハゲネ、イラン系に近い部族から伝えられたのがアーサーだったのだろう。(ちなみにフィン・マックールは'''デムナ'''という名前である。この神は? となる。)
=== ネイト・エジプト神話 ===

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