差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
2,829 バイト追加 、 2024年10月23日 (水)
編集の要約なし
とのことなので、これも元はバロールが流星と考えられていたところから来ているのかもしれないと思う。隕石が地上に落ちてくれば、このように大惨事を起こすことがある。台湾のバジの目は、怪光を放って複数の人を殺す力を持っている。バロールは普段目を閉じているが、バジは顔を隠して、人里離れた所に閉じこもって暮らし、食物を家人に運んでもらっていたりする。・・・これって「'''ものぐさ太郎'''」では? と思う管理人である。中国神話の[[饕餮]]も怠け者の男のように描かれる。日本の伝承の「魔眼」はすでに'''「魔眼」を失った姿'''で描かれるのである。
 
=== 普段は見えていないけれども、時々姿の見える神 ===
天狗は彗星や流星であるので、「'''普段は見えていないけれども、時々姿の見える神'''」である。そして、管理人は思うのだけれども、'''アメタとアガメムノーンという名は似ている'''のではないだろうか? 他にも名前が似ている神々がいるのではないだろうか? それはエジプト神話のアメンと、幼児供犠で悪名高いカルタゴのバアル・ハモンである。
 
=== アメン神・エジプト神話 ===
アメン神はラーと習合して「アメン・ラー」となり、太陽神とされる。しかし、元は「大気の守護神」で「目には見えない神」だった。
 
<blokquote>世界遺産第一号であるアブシンベル神殿内の至聖所に座するその像は、第19王朝のファラオであったラムセス2世像とともに、春と秋の特定の日に1回ずつ、奥まで届く太陽の光によって照らし出されるようにするために、天文学的計算に基づいた配置となっている。(Wikipediaより)</blokquote>
 
とのことである。古代の人々は、彗星や流星は、時々、太陽の光で発火するようなもの、と考え、これを太陽神の一種と考えたのではないだろうか。そしてアイルランドにはこれと似た
 
<blokquote>年に1度冬至の朝、日の出の際の太陽光が約17メートルの長い通路に射し込み、部屋の床を照らす。(Wikipediaより)</blokquote>
 
という、ニューグレンジという遺跡がある。ニューグレンジは古代中国でなら「雷文」と呼ぶであろう渦巻き文で装飾されている。アメンとバロールは、「'''時々姿を現す彗星や流星の神(天狗)'''」で、「'''太陽神の一種、雷神の一種、地上に降りては火の神の一種'''」とも考えられていたのではないだろうか。とすれば、饕餮もアメタも同様の神であったと思われる。これは日本で言うところの「'''火雷神'''」といえる。アメタが「夜」という意味なのは、通常は彼の姿がアメン神のように「夜の闇の中にいるように見えない」と考えられていたからではないだろうか。そして彼らの「目」は「魔眼」なのである。そして、冬至に太陽が彼らを照らす、という思想があったのであれば、
 
「'''冬至の太陽が弱ってしまうのは、太陽の火が彗星や流星に移ってしまうから'''」
 
という概念だったのではないだろうか。冬至とは、「'''隠れた火雷神の力が最大になる日'''」だったのではないだろうか。
=== 十人の処女たちのたとえ ===

案内メニュー