==== 日本 ====
日本では、貝殻の殻頂を4-5cm削り、口金を[[石膏]]等で固定して加工する5cm削り、口金を石膏等で固定して加工する<ref>{{cite news|title=インタビュー VOL06 高尾山薬王院・桑澤俊宏さん |url=, https://mttakaomagazine.com/interview/vol06 |work=, 高尾山マガジン |date=, 2020-11-09 |archiveurl= , https://web.archive.org/web/20220205062705/https://mttakaomagazine.com/interview/vol06 |archivedate=, 2022-02-20}}</ref>。
日本での使用例は、[[平安時代]]から確認できる。[[12世紀]]末成立の『[[梁塵秘抄]]』の一首に、「[[山伏]]の腰につけたる法螺貝のちやうと落ちていと割れ砕けてものを思ふころかな」と記されている。同じく12世紀成立の『[[今昔物語集]]』にも、本朝の巻「芋がゆ」の中で、人呼びの丘と呼ばれる小高い塚の上で法螺貝が使用されていた記述がある。日本での使用例は、平安時代から確認できる。12世紀末成立の『梁塵秘抄』の一首に、「山伏の腰につけたる法螺貝のちやうと落ちていと割れ砕けてものを思ふころかな」と記されている。同じく12世紀成立の『今昔物語集』にも、本朝の巻「芋がゆ」の中で、人呼びの丘と呼ばれる小高い塚の上で法螺貝が使用されていた記述がある。
現存する[[中世#日本|中世]]の法螺貝笛としては、「北条白貝」(大小2つ)がある。[[16世紀]]末の[[小田原征伐]]の際、降伏した[[北条氏直]]が[[黒田孝高]](如水)の仲介に感謝し、贈ったものの一つとされ、[[福岡市美術館]]が所蔵している<ref>{{cite web|title=法螺貝(北条白貝) |url=https://www.fukuoka-art-museum.jp/archives/pre_modern_arts/192?title=&name=&year=&genre=%25E5%2585%25B6%25E4%25BB%2596&collection=%25E9%25BB%2592%25E7%2594%25B0%25E8%25B3%2587%25E6%2596%2599 |publisher=福岡市美術館 |accessdate=2022-02-20 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20220220001128/https://www.fukuoka-art-museum.jp/archives/pre_modern_arts/192?title=&name=&year=&genre=%25E5%2585%25B6%25E4%25BB%2596&collection=%25E9%25BB%2592%25E7%2594%25B0%25E8%25B3%2587%25E6%2596%2599 |archivedate=2022-02-20}}</ref><ref>『歴史読本 5 2013 特集 徹底検証!黒田官兵衛』 [[新人物往来社]] p.12.</ref>。