第5巻では、ヘーラーとアテーナーは、ディオメデスがトロイア軍を援助しているところを目撃したアレースに危害を加えようと画策する。ディオメデスは兵士たちにゆっくりと退却するよう呼びかけた。アレースの母ヘーラーは、アレースの妨害を見て、アレースの父ゼウスにアレースを戦場から追い出す許可を求めた。ヘーラーはディオメデスにアレースを攻撃するように勧め、彼は神に向かって槍を投げつけた。アテーナーは槍をアレースの体に打ち込み、アレースは痛みに咆哮してオリンポス山に逃げ込み、トロイア軍は後退を余儀なくされた<ref name="Iliad" />。
第8巻では、ヘーラーはポセイドーンにゼウスに背き、アカイア軍を助けるよう説得する。第8巻では、ヘーラーはポセイドーンにゼウスに背き、アカイア軍を助けるよう説得する。ポセイドーンはゼウスには逆らえない、と断る。