イナンナはシュメールの天の神アンに、エビフ山を破壊することを許すよう懇願した<ref>Karahashi, 2004, page111</ref>。アンはイナンナに山を攻撃しないように警告するが<ref>Karahashi, 2004, page111</ref>、イナンナは彼の警告を無視してエビフ山を攻撃し破壊してしまう<ref>Karahashi, 2004, page111</ref>。神話の結末で、彼女はエビフ山をなぜ攻撃したかを説明する<ref>Karahashi, 2004, pages111–118</ref>。シュメールの詩では、イナンナの諡号の一つに「クルの破壊者」というフレーズが使われることがある<ref>Kramer, 1961, page82</ref>。
「イナンナとシュカレトゥダの詩([http://etcsl.orinst.ox.ac.uk/section1/tr133.htm%201.3.3 ETCSL 1.3.3])」は、イナンナを金星として讃える賛美歌から始まる<ref>Cooley, 2008, page162</ref>。そして、仕事が苦手な庭師のシュカレツダが紹介される。1本のポプラの木を除いて、植物はすべて枯れてしまった<ref>Cooley, 2008, page162</ref>。。シュカレツダは神々に仕事の導きを祈る。