アングルボザ
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アングルボザまたはアングルボダ(Angrboða)は、北欧神話に登場する女巨人。
『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第34章によると、彼女はヨトゥンヘイムに住んでおり、ロキとの間には巨狼フェンリル、ミズガルズの大蛇ヨルムンガンド、ヘルを生んだ[1]。ロキがアングルボザの心臓を食べる事によって生んだとする異伝もある[2]。
『バルドルの夢』においてオーディンが訪ねた巫女は、オーディンから「3人の巨人の母か」と問いかけられる。谷口幸男は「3人の巨人」をヘル、ヨルムンガンド、フェンリルと推測し、巫女がアングルボザではないかと指摘している[3]。
参考文献
関連項目
- サラマ:インド神話で日月となった2匹の犬を生んだ女神。