伏羲型神
ナビゲーションに移動
検索に移動
伏羲型神とは中国神話の伏羲のような性質を持つ神のことを指す。祝融型神の一形態と考えるが、文化英雄や、特定の王家、氏族の祖神としての性質が強く、疫神、災害神んなどの悪神としての性質がとても弱いものを指すこととする。犬神の姿をとる場合には、主人に忠実であったり、悪神と戦ったりする場合がある。
伏羲、ミャオ族の伏羲に相当するチャンヤンもこの群に入る。
- 火神・太陽神である。
- 両親、あるいは親のいずれかを焼き殺すなどで、殺す。
- 妻を殺す神であることが多い。
- 息子神であることが多い。勝者の場合は父神とされる場合もある。
- 兄妹婚といった近親婚を行う。(伏羲型神)
- 弟を殺す、といった「カインとアベル」のカイン的性質を持つ。(チャンヤン型神)
- 月神とされる場合がある。
- 人類の創造を行う。
- 人身御供を肯定する。
- 全般的に疫神である。
- 泥棒の神とされる場合もある。
- 太陽から何かを盗んだりする。
といった特徴を持つ。
祝融型神
勝者の場合
- 祝融
- 少名毘古那神:この神は、特に東国で「天神」「征服神」「祖神」として祀られていた形跡があり、北斗信仰と関連した神とも考えられるので、伏羲の項にいれるか、こちらに入れるか迷ったのだが、「征服神(軍神)」ということを重要視してこちらに入れる。信濃金刺氏がかつて祖神としていた形跡がある。
伏羲型神
チャンヤン型神
- 出雲振根:弟を殺す。