チャンヤン

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チャンヤン(姜央)はミャオ族の伏羲女媧神話に登場する男神。中国神話の伏羲に相当する。バリエーションがバロン・ダロン神話とは異なるバージョンである。

神話の抜粋

楓香樹から蝶のメイバンリュウが生まれた。蛾の王がつついて彼女を出した。メイバンリュウから人間の始祖のチャンヤン(姜央)が生まれた。
チャンヤンは兄弟の雷公から水牛を借りて田を耕していたが、祖霊祭で水牛を食べてしまった。それで雷公との仲が険悪になった。雷公が洪水を起こし、チャンヤンはヒョウタンに乗って逃れた。その後、妹のニャン二を説得して結婚した。二人の間に肉塊が生まれたので、それを切り刻んでまくと、人間が大勢生まれた。人々は一緒に住み、七人の爺さんは牛殺しの刀を、七人の婆さんは紡車を管理して暮らすことになった。[1]

私的解説

ダロンは元々、女神の名であって、「バロン・ダロン」といったのではないか、というのが管理人の考えである。中国神話の伏羲に相当する神である。

関連項目

脚注

  1. 創世神話と王権神話 アジアの視点から、鈴木正祟、p115-117