「天村雲神社」の版間の差分

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天村雲神社（あまのむらくもじんじゃ）は、徳島県吉野川市山川町に鎮座する神社^[1]。

創建年は不詳。延喜式神名帳にみえる式内社「天村雲神伊自波夜比賣神社二座」の論社の一つとされている^[2]。

祭神は天村雲命と伊自波夜姫命で、天村雲命は天五多底命とする説があり、和名類聚抄に見える射立郷はこの神を中心に成立したと考えられ、神社付近に残る湯立の地名は射立の転訛だといわれている^[3]。

近くに忌部神社があり、忌部氏が祀ったものと考える。

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 == 歴史 ==
-創建年は不詳。延喜式神名帳にみえる式内社「天村雲神伊自波夜比賣神社 二座」の論社の一つとされている<ref>志賀剛『式内社の研究　第1巻　概論・南海道』（雄山閣、1987年）</ref>。
+創建年は不詳。延喜式神名帳にみえる式内社「[[天押雲根命|天村雲神]]伊自波夜比賣神社 二座」の論社の一つとされている<ref>志賀剛『式内社の研究　第1巻　概論・南海道』（雄山閣、1987年）</ref>。
-祭神は天村雲命と[[出早比売命|伊自波夜姫命]]で、天村雲命は[[大沼主命|天五多底命]]とする説があり、和名類聚抄に見える射立郷はこの神を中心に成立したと考えられ、神社付近に残る湯立の地名は射立の転訛だといわれている<ref>式内社研究会編『式内社調査報告　第二十三巻　南海道』（皇學館大学出版部、1987年）</ref>。
+祭神は天村雲命と[[出早比売命|伊自波夜姫命]]で、[[天押雲根命|天村雲命]]は[[大沼主命|天五多底命]]とする説があり、和名類聚抄に見える射立郷はこの神を中心に成立したと考えられ、神社付近に残る湯立の地名は射立の転訛だといわれている<ref>式内社研究会編『式内社調査報告　第二十三巻　南海道』（皇學館大学出版部、1987年）</ref>。
 == 祭神 ==