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[[常陸国風土記]]の[[香島郡]]の条に、昔、常陸国風土記の香島郡の条に、昔、'''童子女の松原'''というところに、俗に'''かみのをとこ'''、'''かみのをとめ'''という年少童子女がいたという話が記されている<ref>以下の大略及び訓は、標柱古風土記に依拠した。境内案内板は嬢子を「いらつめ」と読ませている。</ref>。
[[File:Itsukushima-jijja Shrine in Tegosaki-jinja Shrine precincts (Kamisu city, Ibaraki prefecture).jpg|thumb|250px|境内にある厳島神社]]
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=== 常陸国風土記の記述 ===
童を那賀の寒田の郎子（いらつこ）、女を海上の安是（あぜ）<ref>大日本地名辞書は、「安是」を銚子口（[[銚子漁港]]）に比定している。大日本地名辞書は、「安是」を銚子口（銚子漁港）に比定している。</ref>の嬢子（をとめ）といった。容姿端麗で郷里に名声を響かせ、互いにそれを聞いて惹かれるようになった。月日を経て、[[歌垣|嬥歌]]で二人が偶然出会い、歌を交わし、人目を避けるため松下に隠れて相語らった。やがて夜が明け、二人は人に見られることを恥じて、松の樹になった。郎子を奈美松、嬢子を古津松という。の嬢子（をとめ）といった。容姿端麗で郷里に名声を響かせ、互いにそれを聞いて惹かれるようになった。月日を経て、嬥歌で二人が偶然出会い、歌を交わし、人目を避けるため松下に隠れて相語らった。やがて夜が明け、二人は人に見られることを恥じて、'''松'''の樹になった。郎子を奈美松、嬢子を古津松という。
波崎には、常陸国風土記の物語に因んだ「童子女の松原公園」がある<ref>神栖市観光協会「[http://www.kamisu-kanko.jp/kankou-page/matsubarapark.html 童子女の松原公園]」（神栖市波崎9591番地）。2017年3月6日閲覧。</ref>。
=== 境内社 ===
茨城県神社写真帳には下記の7社が記載されている。
