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901 バイト追加 、 2025年1月6日 (月)
=== 暮れの挨拶 ===
兵庫県。養父郡吉井部落では、暮れになると鬼が人をとりに来るという伝承があり、暮れの挨拶では、鬼に取られずに無事に年を越すという意味などを込めた言葉が交わされる(1957年)<ref>[https://www.nichibun.ac.jp/cgi-bin/YoukaiDB3/simsearch.cgi?ID=2410051 怪異・妖怪伝承データベース]、国際日本文化研究センター(最終閲覧日:25-01-06)</ref>。
 
=== 暮れの蜘蛛 ===
兵庫県。大晦日の夜には、年桶を祝い込むまではいろりに火を焚いて寝ずに待たねばならないといわれている。昔鬼がいて毎年この晩には村に来て一人ずつ食っていたが、ある年「あの家にはオジイ一人しか居ないので蜘蛛に化けていろりから降りオジイを食べてやろう」と鬼が話しているのをお爺さんが聞いて、その夜若い者に集まってもらいいろりの火をどんどん焚いて、降りてきた蜘蛛を火の中に投げ込んで助かったといわれる。このため、年取り火は大きく焚き、夜蜘蛛を嫌うという(1989年)<ref>[https://www.nichibun.ac.jp/cgi-bin/YoukaiDB3/simsearch.cgi?ID=2410051 怪異・妖怪伝承データベース]、国際日本文化研究センター(最終閲覧日:25-01-06)</ref>。。
== 参考文献 ==

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