差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
782 バイト追加 、 2024年12月13日 (金) 17:50
=== 菅田神社 ===
昔、美しい女神が天理市二階堂の「'''菅田池'''」から現れ、大和郡山市八条町の神楽田の所でしばらく休んでから、そこから西の方へ行って鎮座しました。すると、そこが一夜にして鬱蒼(うっそう)とした松林になったので、誰云うとなく、その土地を「一夜松」と呼び、今「一夜松天神」「八条天神社」とも呼ばれる現在の菅田神社が鎮座する<ref>社頭掲示板より</ref>。『'''佐保川'''其西方を流れ、菅田池畔にのぞむ、堀河百首<ref group="注釈">平安時代後期の歌集で、長治2年(1105)ごろの成立か。</ref>に「をとめ子がすがたの池のはちす葉は心よげにも花さきにけり」と、以って景勝の地たるを知るべし』と、明治神社誌料に記されている。
 
祭神は、菅田比古命。菅田比古命の祖で鍛冶の神とされる天目一箇神の説<ref>https://dl.ndl.go.jp/pid/815494/1/11, 神祇資料, 2024-4-24</ref>もあるが、平群郡(明治時代の八条村は平群郡及び、生駒郡の管轄で、昭和28年に郡山町に編入される)の神社明細帳には、菅田比古命が記されている<ref>https://meta01.library.pref.nara.jp/opac/repository/repo/69/, 平群郡 神社明細帳, 2024-4-23</ref>。菅田比古命は、菅田氏の祖で『新撰姓氏録』に「菅田首'''天久斯麻比止都命'''之後也」と記されている。
 
なお、兵庫県小野市の菅田神社(式内社)と、滋賀県近江八幡市の菅田神社(式内社)の祭神は、天目一箇神である。
== 私的考察 ==

案内メニュー