1187年の十字軍の司令官だったオットーネ・ヴィスコンティが、倒したサラセン人の軍旗からこのマークを取り出したという伝説がある。この戦利品はミラノに持ち帰られ、ミラノのシンボルのひとつとなった。ミラノ方言(西ロンバルド語)のビッソン(biscione)は、イタリア語の女性語bisciaの男性名詞で「蛇」を意味する。また、1200年頃、住民を脅かす蛇やドラゴンを退治したのは、別のヴィスコンティだったという伝説もある。
このマークは、ミラノで創業した自動車ブランド「アルファロメオ」の紋章や、インテル・ミラノのチームシャツ、ベルルスコーニ氏の会社「フィニンベスト」で、少し手を加えて(子供の代わりに花)使用されている。
Ce symbole a été repris sur l'écusson de la marque d'automobiles [[Alfa Romeo]] fondée à Milan, sur les maillots de l'équipe de l'[[Inter Milan]] et par la société [[Fininvest]] de [[Silvio Berlusconi]] avec une légère modification (l'enfant est remplacé par une fleur).
En héraldique, « guivre » n'est pas synonyme de « vouivre », ce dernier étant un serpent fabuleux.