「金星」を編集中
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* 中国神話では九天玄女が常に太白の明星(金星)を戴いている、とされている。 | * 中国神話では九天玄女が常に太白の明星(金星)を戴いている、とされている。 | ||
* 日本でも古くから知られており、日本書紀に出てくる[[天津甕星]](あまつみかぼし)、別名香香背男(かがせお)と言う[[星神]]は、金星を[神格化した神とされている。時代が下って、平安時代には宵の明星を「夕星(ゆうづつ / ゆうつづ)」と呼んでいた。清少納言の随筆「枕草子」第254段「星は[[プレアデス星団|すばる]]。[[アルタイル|ひこぼし]]。'''ゆふづつ'''。[[流星|よばひ星]]、すこしをかし。」にあるように、夜を彩る美しい星のひとつとしての名が残されている<ref group="私注">「金星」に男性神を宛てている点は注目すべきと考える。</ref>。 | * 日本でも古くから知られており、日本書紀に出てくる[[天津甕星]](あまつみかぼし)、別名香香背男(かがせお)と言う[[星神]]は、金星を[神格化した神とされている。時代が下って、平安時代には宵の明星を「夕星(ゆうづつ / ゆうつづ)」と呼んでいた。清少納言の随筆「枕草子」第254段「星は[[プレアデス星団|すばる]]。[[アルタイル|ひこぼし]]。'''ゆふづつ'''。[[流星|よばひ星]]、すこしをかし。」にあるように、夜を彩る美しい星のひとつとしての名が残されている<ref group="私注">「金星」に男性神を宛てている点は注目すべきと考える。</ref>。 | ||
− | * | + | * メソポタミアでその美しさ(明るさ)ゆえに[[美]]の女神[[イシュタル]](アッカド語)、[[イナンナ]](シュメール語)の名を得て以来、世界各地で金星の名前には女性名が当てられていることが多い。 |
− | * 欧米では明けの明星の何にも勝る輝きをローマ神話の美と愛の女神[[ウェヌス]] | + | * 欧米では明けの明星の何にも勝る輝きをローマ神話の美と愛の女神[[ウェヌス]](ヴィーナス、[[ギリシャ]]の[[アプロディーテー]])に例え、その名で呼んでいる。 |
− | + | [[キリスト教]]においては、[[ラテン語]]で「光をもたらす者」ひいては明けの明星(金星)を意味する言葉「[[ルシファー|ルシフェル]](Lucifer)」は、他を圧倒する光と気高さから、[[唯一神]]に仕えるもっとも高位の[[天使]](そしてのちに[[地獄 (キリスト教)|地獄]]の[[闇]]に堕とされる[[堕天使]]の[[総帥]])の名として与えられた。 | |
− | + | [[聖書]]の[[ヨハネの黙示録|黙示録]]中では、[[イエス・キリスト|イエス]]のことが「輝く明けの明星」と呼ばれている<ref>[[s:ヨハネの黙示録(口語訳)#22:16|ヨハネの黙示録(口語訳)#22:16]]</ref>。 | |
[[仏教]][[伝承]]では、[[釈迦]]は明けの明星が輝くのを見て[[真理]]を見つけたという。また弘法大師[[空海]]も明けの明星が[[口]]中に飛び込み[[悟り]]を開いたとされ、[[虚空蔵菩薩]]・[[明星天子]]は[[仏格化]]された金星の現れとされている。 | [[仏教]][[伝承]]では、[[釈迦]]は明けの明星が輝くのを見て[[真理]]を見つけたという。また弘法大師[[空海]]も明けの明星が[[口]]中に飛び込み[[悟り]]を開いたとされ、[[虚空蔵菩薩]]・[[明星天子]]は[[仏格化]]された金星の現れとされている。 |