「薔薇」を編集中
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* バラが人類の歴史に登場するのは古代バビロニアの『[[ギルガメシュ叙事詩]]』である。この詩の中には、バラの棘について触れた箇所がある<ref name="baraken">http://www.baraken.jp/rose/history.html, バラをたどる:バラの歴史 , 蓬田バラの香り研究所, 2019-06-06</ref>。 | * バラが人類の歴史に登場するのは古代バビロニアの『[[ギルガメシュ叙事詩]]』である。この詩の中には、バラの棘について触れた箇所がある<ref name="baraken">http://www.baraken.jp/rose/history.html, バラをたどる:バラの歴史 , 蓬田バラの香り研究所, 2019-06-06</ref>。 | ||
* 古代ギリシア・ローマでは、バラは愛の女神[[アプロディーテー|アプロディテ]]もしくは[[ウェヌス]](ヴィーナス)と関係づけられた<ref name="baraken"/>。また香りを愛好され、香油も作られた。プトレマイオス朝エジプトの女王クレオパトラはバラを愛好し<ref name="baraken"/>、ユリウス・カエサルを歓待したときもふんだんにバラの花や香油を使用したと伝えられている。 | * 古代ギリシア・ローマでは、バラは愛の女神[[アプロディーテー|アプロディテ]]もしくは[[ウェヌス]](ヴィーナス)と関係づけられた<ref name="baraken"/>。また香りを愛好され、香油も作られた。プトレマイオス朝エジプトの女王クレオパトラはバラを愛好し<ref name="baraken"/>、ユリウス・カエサルを歓待したときもふんだんにバラの花や香油を使用したと伝えられている。 | ||
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* sub rosa - 「バラの下で」を意味するラテン語でスブ・ロサーと読む。ローマ神話などで沈黙の神[[ハルポクラテス]]への贈り物にバラが用いられたという神話が由来で'''秘密をバラさない'''ことを示すシンボルとなった。フランス語で、Découvrir le pot aux roses (バラの鉢を発見する)という慣用句は、真実の発見を意味する。 | * sub rosa - 「バラの下で」を意味するラテン語でスブ・ロサーと読む。ローマ神話などで沈黙の神[[ハルポクラテス]]への贈り物にバラが用いられたという神話が由来で'''秘密をバラさない'''ことを示すシンボルとなった。フランス語で、Découvrir le pot aux roses (バラの鉢を発見する)という慣用句は、真実の発見を意味する。 | ||
* [[黄金のバラ]] - ローマのカトリック教会の教皇が伝統的に祝福を行う。敬意や愛情の証として教会や国家元首などに贈られる造花。 | * [[黄金のバラ]] - ローマのカトリック教会の教皇が伝統的に祝福を行う。敬意や愛情の証として教会や国家元首などに贈られる造花。 | ||
* バラ窓 - 聖女マリアの象徴として、教会のステンドグラスのモチーフであった。 | * バラ窓 - 聖女マリアの象徴として、教会のステンドグラスのモチーフであった。 | ||
* [[青いバラ (サントリーフラワーズ)|青いバラ]](the blue rose) - 神の祝福、または、不可能の意。 | * [[青いバラ (サントリーフラワーズ)|青いバラ]](the blue rose) - 神の祝福、または、不可能の意。 | ||
− | * 童話の「'''[[美女と野獣]]''' | + | * 童話の「'''[[美女と野獣]]'''」では、薔薇が野獣のトーテム植物となっている。 |
* イスラム世界では、白バラはムハンマドを表し、赤バラが唯一神アッラーを表すとされた。また、香油などが生産され愛好された。『千夜一夜物語』などやウマル・ハイヤームの『ルバイヤート』にもバラについての記述がある。 | * イスラム世界では、白バラはムハンマドを表し、赤バラが唯一神アッラーを表すとされた。また、香油などが生産され愛好された。『千夜一夜物語』などやウマル・ハイヤームの『ルバイヤート』にもバラについての記述がある。 | ||