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860 バイト除去 、 2022年2月25日 (金) 13:10
ともかく、「桑」を、西王母を頂上に抱く「世界樹」として考えた時、その根元は水の中や、あるいは混沌の中にあり、それらの中には「蛟がいる」と考えられていたのではないだろうか。メソポタミア神話、イラン神話等でも、「世界樹」の根元には蛇が巣くうことが多い。その起源は、少なくとも古代中国の西王母と桑の木にまで遡ると考える。水の中の蛇、とは当然いわゆる「河伯」でもあっただろう。世界樹の根元に巣くうのは、人身御供の乙女を妻として求める蛇の河伯だったといえる。
 
== アペプ ==
[[画像:Ra slays Apep (tomb scene in Deir el-Medina).jpg|thumb|夜の象徴たる大蛇アペプ(右)とアトゥム=ラーの象徴たる未去勢の雄猫(左)。両者は毎晩戦っているとされた。(インヘルカウの墓壁画、紀元前12世紀)]]
 
'''アペプ'''('''Apep''')は、エジプト神話における悪の化身。古代エジプト語での名は他に、'''アーペプ'''('''アアペプ'''、'''Aapep''')、'''アペピ'''('''Apepi''')、'''アピペ'''('''Apipe''')、'''アポペ'''('''Apope''')などが挙げられる。古代エジプト語のヒエログリフは、母音を明確に記述しないため本来の発音は、はっきりしない。古典ギリシア語転記である'''アポピス'''('''Αποφις''', ''Apophis'')でもよく知られる。
== 概要 ==

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