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また『日本書紀』第九段第七の一書ではいくつかの異伝が列挙されている。その一つには萬幡姫では無くその娘のまた『日本書紀』第九段第七の一書ではいくつかの異伝が列挙されている。その一つには[[萬幡豊秋津師比売命|萬幡姫]]では無くその娘の[[玉依姫命]]を娶るとあり、子の名前も瓊瓊杵尊ではなく天之杵火火置瀨尊（あめのぎほほぎせのみこと）という。別の異伝では天忍穗耳尊自体が勝'''速日'''命（かちはやひのみこと）、天'''大耳'''尊（あめのおおみみのみこと）という親子の神に分割されていて、天大耳尊が丹舄姫（につくりひめ）を娶り瓊瓊杵尊を得る。尊（あめのおおみみのみこと）という'''親子の神'''に分割されていて、天大耳尊が丹舄姫（につくりひめ）を娶り瓊瓊杵尊を得る。
編集の要約なし
基本的には五皇子の長男だが、『日本書紀』の一書では次男とされる。本文での子は[[瓊瓊杵尊]]のみだが、第九段第六の一書では瓊瓊杵尊のほかに[[天火明命]]をもうける<ref name="NI" /><ref name="Y" />。'''天火明命が兄'''で瓊瓊杵尊が弟である。第九の一書では瓊瓊杵尊の代わりに「天照国照彦火明命」が生まれる。『先代旧事本紀』では「天照国照彦火明櫛玉[[饒速日命]]」と「天饒石国饒石天津彦火瓊瓊杵尊」の兄弟が生まれ、それぞれに[[天孫降臨]]神話がある。また名前からもわかるように天火明命と神武紀に登場する饒速日命が同一視されている。
== 妻子 ==
== 天忍穗耳を祀る主な神社（都道府県番号順） ==
* 吾勝神社（[[岩手県]][[一関市]]）吾勝神社（岩手県一関市）* 石手堰神社（岩手県[[奥州市]]）石手堰神社（岩手県奥州市）* 保呂羽神社（[[宮城県]][[南三陸町]]）保呂羽神社（宮城県南三陸町）* 駒形根神社（宮城県[[栗原市]]）駒形根神社（宮城県栗原市）* [[木幡神社]]（[[栃木県]][[矢板市]]）（栃木県矢板市）
* [[伊豆山神社]]（[[静岡県]][[熱海市]]）
* 津田神社（[[三重県]][[多気町]]井内林）
