=== 宮城県 ===
[[宮城県]][[白石市]]に鎮座する[[田村神社 (白石市)|田村神社]]では鈴鹿神女として夫である坂上田村麻呂と共に祀られている。田村将軍が東征の際に宮城県白石市に鎮座する田村神社では鈴鹿神女として夫である坂上田村麻呂と共に祀られている。田村将軍が東征の際に[[悪路王]]や赤頭という荒土や[[丹砂]]を塗って化けた妖魁を鈴鹿御前の援助で討伐したのでこの地に2人を祭祀した{{Sfn|<ref>阿部|, 2004|pages=116, pages116-117}}</ref>。
=== 秋田県 ===
[[天明]]5年(1785年)湯沢に滞在した[[菅江真澄]]が土地の老人から聞いた話では、松岡の切畑山(現[[秋田県]][[湯沢市]]内)に天明5年(1785年)湯沢に滞在した菅江真澄が土地の老人から聞いた話では、松岡の切畑山(現秋田県湯沢市内)に[[あくる王]]という鬼がおり、その妻「立烏帽子」は鬼の術で夜ごと鈴鹿山から通っていたが、夫婦ともに田村利仁に斬られたという<ref>「小野のふるさと」(『菅江真澄全集 1』未来社、1976年)</ref>。『田村三代記』の登場人物である田村利仁としていることから、『田村三代記』が語られた江戸時代以降に創出されて成立した伝説と考えられる。
=== 三重県・和歌山県 ===