差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,750 バイト追加 、 2022年10月28日 (金) 18:29
編集の要約なし
* 平間神社(和歌山県西牟婁郡白浜町)
* 照天神社(神奈川県相模原市緑区)
 
== 私的解説 ==
天佐具売が天邪鬼の原型というのはどうだろうか、と個人的には思う。
 
[[下光比売命]]が「生と死」を司る女神であるなら、[[天若日子]]を死に導く天佐具売と雉の鳴女は元々「同じ神」であり、[[下光比売命]]の分身といえると考える。[[下光比売命]]は、そもそも「地上に存在している」という設定そのもので、「天上世界の女神」、特に[[天照大御神]]の分身である「死せる女神」としての意味合いが強い女神といえるが、地上にいる女神の誰も彼をも「死者」としてしまうと神話が作れなくなってしまうため、更に雉の鳴女と天佐具売を分離して、「失態のために罰を受けて殺される女神」の役割をこの二神に割り振ったものと思われる。
 
天佐具売の「サグ」とは「サク(開く)」に通じ、天界と地上の境界を「開く」女神との意かと思う。雉の鳴女も天界からの使者であるので、いずれも「境界神」としての性質を持つ。そして、彼らが[[天若日子]]を死に追いやり、罰されて死に至る、と共に、[[下光比売命]]が[[天若日子]]の再生を受け持つのである。
 
* [[下光比売命]]、天佐具売、雉の鳴女
 
は三相一体の女神であって、偽りを吐く天佐具売は「荒玉」、[[下光比売命]]は「和魂」、雉女はトーテム獣なのであると考える。鳥がトーテムであるので、[[下光比売命]]は太陽女神である[[天照大御神]]の分身、天佐具売は月あるいは冥界の女神の分身(相)ともいえる、と考える。
== 参考文献 ==

案内メニュー