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さらに西へ三百里、陰山といい、濁浴の水ながれて南流し、蕃沢に注ぐ。水中に文ある貝が多い。獣がいる、その状は狸の如く、白い首、名は訳：さらに西へ三百里、陰山といい、濁浴の水ながれて南流し、蕃沢に注ぐ。水中に文ある貝が多い。獣がいる、その状は狸の如く、白い首、名は'''天狗'''。その声は榴榴のよう。凶をふせぐによろし<ref>西山経、山海経、高馬三良訳、平凡社、1994、p42</ref>。</blockquote>
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'''天狗'''（てんぐ）は中国に伝わる伝説の動物である。始めて記録されたのは「山海経西山経」で、原文は
<blockquote>「又西三百里，曰阴山。浊浴之水出焉，而南流于番泽。其中多文贝，有兽焉，曰天狗，其状如狸而白首，其音如榴榴，可以御凶。」<br /><br />
