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4 バイト追加 、 2022年10月11日 (火) 08:28
天円地方(てんえんちほう)とは、天は円く、地は方形であるという古代中国の宇宙観である。中華文化圏の建築物や装飾のモチーフとして用いられる。女媧が持っているコンパスが円(天、陽)、[[伏羲]]の持っている定規が方(地、陰)を象徴している。天が円で表されるゆえんは、星の運行が円運動で表されるためである<ref>渡辺欣雄, 1990, 風水思想と東アジア, 人文書院, ISBN:4-409-41048-2</ref>。日本にも前方後円墳など、円と方を組み合わせた建築物がある。
「天は陽、地は陰とみなす」という陰陽思想では、陽数は'''奇数'''であり、陰数は'''偶数'''とされている。[[伏羲]]が考えだした、と言われる「八卦」は陰数からなる。一方日本では'''九頭竜'''という陽数からなる名前の龍蛇女神が存在する。男性の神である'''八幡'''は陰数で現される。人身御供を求める悪しき河川神は'''[[八俣遠呂智]]'''と陰数で示されている。仏教の影響を受けて登場した男性形の龍蛇神である'''八大龍王'''も陰数である。
== 日本への伝来時期 ==

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