差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
948 バイト追加 、 2022年10月10日 (月) 00:52
編集の要約なし
== 私的解説 ==
'''常世神'''とはアゲハチョウの幼虫のことと思われるが、性別がはっきりしていないようである。管理人は常世神とは女神ではなかったか、と思う。何故なら、橘の木があるとして、その葉を食べるのがアゲハチョウの幼虫であるので、「橘の木」を男性とすれば、それを食べる常世神が女性であるのが、古来よりの東アジアでの考え方だからである。中国神話では'''「死んだ馬と一体化した桑の木」が夫'''で、その'''妻の馬頭娘が蚕妻の[[馬頭娘]]が蚕'''で現される。蚕は桑の葉を食べる。つまり、常世神とは、蚕をアゲハチョウの幼虫に置き換えて作り出した新興宗教ではないのか、ということである。「時じくの香(かぐ)の木の実」とは常世神(女神)とその夫の「橘の木」からもたらされるものといえる。
一方、中国神話では「不老不死の薬」は、月の女神[[嫦娥]]と月の桂の木(おそらく[[蚩尤]])から得られる、とされている。すなわち、常世神とは嫦娥を移し替えたものであり、「橘の木」は「月の桂の木」を移したものであって、神話の場所も月から「常世の国」に置き換えただけのものといえなくはないだろうか。月は東の海から昇るものであるため、海の向こうの「常世の国」とは「月世界」の別の姿と考えられたのかもしれないと思う。
などが相当する、と考えられるのではないか、と思う。「刀(と)」は「乙女」の「乙」の「お」が略されたものと考える。その他にも名前に「刀」という言葉がつく女神はこの常世神に相当する可能性があると管理人は考える。中部地方には稀に「刀」の字がつく、女神と思われる神の神社が存在する。
 
=== 馬頭娘と須佐之男命 ===
須佐之男命には馬の皮を使って織女を殺した、という神話がある。[[馬頭娘]]で女主人公が死んだ馬の皮に殺されたことを比較すると、須佐之男命が馬であり、かつ死んだ馬と一体化した「桑の木」であるといえる。蚕に変身した女主人公は桑の葉を食べる。この話と比較すれば、常世神は[[織女]]、橘の木は[[須佐之男命]]ということになる。これが、嫦娥と月読命(桂の木)の関係意図一致するとなると、織女は嫦娥そのものであるし、月読命は須佐之男命と「同じ神」といえる、となる。
 
=== カテゴリーについて・私的注釈 ===
* 「杉」と「桑」は須佐之男命のトーテムである。
* 「桂」は月読命のトーテムである。
== 関連項目 ==
[[Category:医薬神]]
[[Category:汎用神]]
[[Category:樹木神]]
[[Category:杉]]
[[Category:桑]]
[[Category:桂]]

案内メニュー