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=== 古語拾遺 ===
大同2年(807年)編纂の『古語拾遺』では垂仁天皇条において、新羅王子の海檜槍(あまのひぼこ)が渡来し、但馬国出石郡に大社(出石神社)をなしたとする<ref>天日槍(古代氏族), 2010年</ref><ref>神道・神社史料集成</ref>。
 
== 神宝について ==
「玉津宝(たまつたから)」と称される神宝8種を将来し、それらは「'''伊豆志之八前大神(いづしのやまえのおおかみ)'''」と称され、その神霊が出石神社の祭神とされている。
== 霊廟 ==
* [https://nihonsinwa.com/page/1068.html 垂仁天皇(五)羽太玉・足高玉・鵜鹿々赤石玉・出石小刀・出石桙・日鏡・熊神籬]、日本神話・神社まとめ、上田恣 (擅恣企画(センシキカク) )(最終閲覧日:22-09-22)
* Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E7%9F%B3%E7%A5%9E%E7%A4%BE 出石神社](最終閲覧日:22-09-22)
== 私的考察 ==
長野県の方言で「ボコ」というのは「赤ん坊」の「坊」を指す意味がある。田舎の方言には古語がままみられるので、「アメノヒボコ」の「ボコ」とは、「天の日の子」という意味にならないだろうか。「赤い玉」の化身の[[阿加流比売神]]が太陽女神の暗喩であるなら、天之日矛は古くは[[阿加流比売神]]の子神としての立場であったかもしれないと思う。父系の思想が浸透するにつれて、その地位が上昇し「夫」とされたのではないだろうか。
 
また、「出石(イズシ)」という言葉は「ヅチ」に通じ、天之日矛には雷神としての性質があると思われる。日本神話では軍神に雷神の性質を持たせることが多く、天之日矛は葦原志許乎命や伊和大神と戦ったとされている。
 
 
よって、天之日矛とは、
* この家系から、葛城賀茂氏と神宮皇后が'''母系'''で繋がってる点
* 葛城賀茂氏の渡来性の説明を行うという点
* 葛城賀茂氏の軍事相を受け持つ神という点
* 但馬国に拠点を置いた家系は「但馬」や「田島」を名乗ることを示した点 など
を満たすための神であると考える。
== 関連項目 ==

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