***長女:阿老公主
***次女:公主朴氏、開国の功臣である李謁平の妻
== 私的解説 ==
卵胎生の王である点は[[朱蒙]]と同じである。父親が何者であるかはっきりしないが、白馬が保護者的に表現されている。馬は日本神話では須佐之男の象徴でもある。日本神話と比較した場合、そして[[朱蒙]]神話、[[檀君神話]]と比較しても、やはり「父なる神」は日本神話の須佐之男に相当する神であると思う。朱蒙の父親は「太陽の化身」として現されるが、赫居世居西干の父親は「白馬」と表現されるように、雷神としての性質が強いように感じる。日本神話の須佐之男は「泣き喚く神」でもあって、自然現象との関連性は明白ではないが、雷神が示唆される性質を有している。新羅の神話は、倭人とされる瓢公も登場するし、高句麗の神話よりも日本神話に近いものなのではないかと思う。
== 参考文献 ==