賀茂の玉依姫は川から流れてきた丹塗りの矢で懐妊したが、東明聖王の婢は日光で懐妊している。そして朱蒙は自らを「太陽神の子」と名乗っており、解慕漱あるいは金蛙王が炎帝と同様、男性の太陽神であることを示している。
朱蒙が卵胎生である、という点について。太陽の子の卵とは太陽に近い位置にいる「鳥の卵」ではないかと推察され、日本神話の賀茂建角身命(賀茂氏の祖神)が卵胎生ではないが、八咫烏と呼ばれることと関連すると考える。八咫烏(三足烏)は朝鮮半島でも神獣である。日本神話で公式に「太陽神」とされる最大の女神は天照大神だが、賀茂建角身命は朝鮮や中国の男性形の太陽神と共通点のある「男性形の太陽神(炎帝)」であることが分かる。朱蒙が卵胎生である、という点について。太陽の子の卵とは太陽に近い位置にいる「鳥の卵」ではないかと推察され、日本神話の賀茂建角身命(賀茂氏の祖神)が卵胎生ではないが、八咫烏と呼ばれることと関連すると考える。八咫烏(三足烏)は朝鮮半島でも神獣である。日本神話で公式に「太陽神」とされる最大の女神は天照大神だが、賀茂建角身命は朝鮮や中国の男性形の太陽神と共通点のある「男性形の太陽神(炎帝)」であることが分かる。一方、日本における須佐之男は「太陽神」としての性質はもちろん、天体現象の神としての性質が弱いように思う。