また池田信夫は元々日本において「人口問題を解決した方法は、姥捨てとは逆の子捨てである」としている<ref>[http://agora-web.jp/archives/2023676.html 「姥捨て」という都市伝説] 池田信夫</ref>。
== 私的考察 ==
「うばすてやま」的な棄老説話は、「叡智が家族あるいは広く国家を含めた共同体を助ける」という物語と、「棄老の禁止」という2つの要素から成立しているように思う。前半は「炎黄闘争」の説話から発展したものであって、「黄帝の賢さを示す話」なのではないだろうか。よって、叡智を示す'''老人'''あるいは'''主人公'''が黄帝といえる。
物語の前半のみの形式を示す説話もあるように思う。
== 姥捨て民話・伝説 ==
=== 日本 ===
* [http://bellis.sakura.ne.jp/k/tegalog.cgi?postid=225 親捨て山]:枝折り型+木の棒型、長野県栄村
=== 外国 ===
* [http://bellis.sakura.ne.jp/k/tegalog.cgi?postid=133 金のかめ]:ブリヤート共和国(シベリア)
=== 部分的姥捨型 ===
* [http://bellis.sakura.ne.jp/k/tegalog.cgi?postid=121 王様とはたおり]:アルメニア。主人公であり、一市民でもあるはたおりの叡智が国家を救う、という話。叡智に飛んだ老人の出現や、棄老といった要素は見られない。
== 関連項目 ==
* [[棄老]]
* [[高麗葬]]
=== 外国 ===
* [http://bellis.sakura.ne.jp/k/tegalog.cgi?postid=133 金のかめ]:ブリヤート共和国(シベリア)
== 参考文献 ==