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394 バイト追加 、 2022年7月19日 (火) 19:38
ゲブは幽閉されてしばしば暴行を加えられた(バナナを生やすためか?)。ある夜、かれはこっそり屋根の上に這って出て、そこから'''ヤムイモ'''のつるを伝って天に昇り'''月'''になった<ref>吉田敦彦 , 世界の始まりの物語 , 大和書房 , 1994 , p64</ref>。
=== 私的解説 私的解説・ハイヌウェレとラビエの神話 ===
[[File:were1.png|thumb|700px|ハイヌウェレ・ラビエ神話の変化1]]
[[File:were2.png|thumb|650px|ハイヌウェレ・ラビエ神話の変化2]]
 イェンゼンの解釈は正しいと考える。とすると、ハイヌウェレを祭りで殺した「人々」とは、「'''太陽神トゥワレ'''」の化身であって、一人一人が神官でもあるし、東洋で有名な「'''現人神'''」である、ともいえる。よって一般の人々のことを「<span style="color:orange">'''下位トゥワレ'''</span>」と呼ぶことにする。彼らは一人では完全なトゥワレになれず、集団でこそトゥワレに近い存在になって、トゥワレの役割の一部をこなせる、といえる。」と呼ぶことにする。彼らは一人では完全なトゥワレになれず、集団でこそトゥワレに近い存在になって、トゥワレの役割の一部をこなせる、といえる。「<span style="color:orange">'''下位トゥワレ'''</span>」の役割は、祭祀(葬式や踊り)を状況に応じて行い、トゥワレに生贄を捧げること、である。でも、それだけで何かが起こるわけではない。その点をまず、ハイヌウェレとラビエの神話を比較しながら考察したい。

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