天若日子の死を嘆く下照姫の泣き声が天まで届くと、天若日子の父の天津国玉神は下界に降りて葬儀のため喪屋を建て八日八夜の殯をした。下照姫の兄の'''阿遅鉏高日子根神'''(アヂスキタカヒコネ)も弔いに訪れたが、彼が天若日子に大変よく似ていたため、天若日子の父と妻が「天若日子は生きていた」と言って抱きついた。すると阿遅鉏高日子根神は「穢らわしい死人と見間違えるな」と怒り、大量を抜いて喪屋を切り倒し、蹴り飛ばしてしまった。喪屋が飛ばされた先は美濃の藍見の喪山だという。
その後、改めて'''建御雷神'''が遣わされ、葦原中国は平定された。が遣わされ、葦原中国は平定された。天之菩卑能命は大国主神に仕えるよう命令され、子の建比良鳥命は出雲国造及び土師氏らの祖神となった。
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