** 『古事記』には、カグツチを生んで陰部を火傷し苦しんでいたイザナミがした尿から、和久産巣日神(ワクムスビ)とともに生まれたとある。『日本書紀』では、イザナミが死ぬ間際に埴山媛神(ハニヤマヒメ)と罔象女神を生んだとある。日本における代表的な水の神(水神)である。
* '''泣澤女神'''(ナキサワメ)
** イザナミがカグツチ(迦具土神)を産んで亡くなった際、「愛しい私の妻を、ただ一人の子に代えようとは思いもしなかった」とイザナギが云って、イザナミの枕元に腹這いになって泣き悲しんだ時、その涙から成り出でた神。畝尾都多本神社を産んで亡くなった際、「愛しい私の妻を、ただ一人の子に代えようとは思いもしなかった」とイザナギが云って、イザナミの枕元に腹這いになって泣き悲しんだ時、その涙から成り出でた神。[[畝尾都多本神社]]<ref>奈良県橿原市にある神社</ref>に泣沢という井戸があり、その井戸が御神体として祀られている。この事から、泣澤女神は大和三山の一つである香具山の麓の畝傍から湧き出る井戸の神様ということになる。
* '''闇淤加美神'''(クラオカミノカミ)、'''闇罔象神'''(クラミツハノカミ)、'''高淤加美神'''(タカオカミノカミ)
** 日本神話では、神産みにおいて伊邪那岐神が迦具土神を斬り殺した際に生まれたとされいる。