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=== 静岡県 ===
; 釜化河伯
: 駿東郡徳倉村狩野川の釜か淵。嘗て[[源頼朝]]が[[富士の巻狩り]]を行った際鋳った釜2つがこの地の山王の社に奉納されており、それを盗賊が盗んだ際重さに堪えられず川に捨ててしまった所、釜が河伯に転じたという駿東郡徳倉村狩野川の釜か淵。嘗て源頼朝が富士の巻狩りを行った際鋳った釜2つがこの地の山王の社に奉納されており、それを盗賊が盗んだ際重さに堪えられず川に捨ててしまった所、釜が河伯に転じたという<ref>{{Cite web|url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/765117/22|title=, 駿国雑志24巻下|accessdate=, 令和2年11月17日|publisher=}}</ref>。
; 老婆殺河伯
: 安倍郡淺畑東村の淺畑池。小吉という少女を殺した河伯を小吉の祖母が捕えたという。
: 瀬名村の巴河。観応2年7月、瀬名村の村長の娘小葭を殺した河伯を小葭の祖母が殺したという<ref>{{Cite web|url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/765117/28|title=, 駿国雑志24巻下|accessdate=, 令和2年11月17日|publisher=}}</ref>。
; 河童
: 庵原郡の[[巴川 (静岡県)|巴河]]に現れるという庵原郡の巴河に現れるという<ref>{{Cite web|url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/765117/56|title=, 駿国雑志25巻|accessdate=, 令和2年11月17日|publisher=}}</ref>。
=== 神奈川県 ===
[[神奈川県]]の[[茅ヶ崎市]]には、河童を助けた五郎兵衛に、お礼に[[徳利]]を持ってきたという伝説があり、その徳利も[[静岡県]]で子孫が保有している(河童徳利伝説)。神奈川県の茅ヶ崎市には、河童を助けた五郎兵衛に、お礼に徳利を持ってきたという伝説があり、その徳利も静岡県で子孫が保有している(河童徳利伝説)。
また他にも[[目久尻川]]では、古くからの言い伝えとして「川沿いの畑を荒していた河童を捕らえた農民たちが、怒りのあまり目玉をくり抜いてその血とともに川に流した」とされている(名前の由来にもなっている)。実際、川沿いのとある場所には河童の像が設置してあり、地域住民によって祀られている。また他にも目久尻川では、古くからの言い伝えとして「川沿いの畑を荒していた河童を捕らえた農民たちが、怒りのあまり目玉をくり抜いてその血とともに川に流した」とされている(名前の由来にもなっている)。実際、川沿いのとある場所には河童の像が設置してあり、地域住民によって祀られている。
=== 広島県 ===
[[広島市]]の[[猿猴川]](えんこうがわ)には、その名前の由来となっている「[[猿猴]](えんこう)」という生物の伝承がある。この猿猴は、伝承での形容から河童の一種であると考えられている。詳しくは「猿猴」の項を参照のこと。広島市の猿猴川(えんこうがわ)には、その名前の由来となっている「猿猴(えんこう)」という生物の伝承がある。この猿猴は、伝承での形容から河童の一種であると考えられている。
=== 長野県 ===
[[千曲川]]の河童を佐久の今岡地区の人が捕まえ、[[臼]]に縛って[[魚]]を食べさせ飼っていた。ある夜、河童が夢枕に立って「屋敷に[[ゴボウ]]の種を絶やさないようにするから助けてくれ」と頼むので放してやった。それから後は屋敷にゴボウが絶えないという千曲川の河童を佐久の今岡地区の人が捕まえ、臼に縛って魚を食べさせ飼っていた。ある夜、河童が夢枕に立って「屋敷にゴボウの種を絶やさないようにするから助けてくれ」と頼むので放してやった。それから後は屋敷にゴボウが絶えないという<ref>佐久教育会歴史委員会編『限定復刻版 佐久口碑伝説集 南佐久篇』佐久教育会、1978年、93 - 94ページ。</ref>。
[[北佐久郡]][[立科町]]と[[長和町]]には北佐久郡立科町と長和町には'''河太郎'''という名の河童にまつわる伝説がある([[女神湖]]、[[夜の池]]を参照)。という名の河童にまつわる伝説がある(女神湖、夜の池を参照)。
== 実在性・正体 ==

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