; 配神
* [[シタテルヒメ下光比売命|下照姫命]]* [[建御名方神|建御名方命]]* [[アメノワカヒコ天若日子|天稚彦命]]* [[事代主|事代主命]]* [[スクナビコナ|少彦名命]]* [[アヂスキタカヒコネ阿遅鉏高日子根神|味耜高彦根命]]
== 歴史 ==
[[File:Shitori-jinja, kyouzuka.jpg|thumb|right|220px|{{center|経塚}}]]
[[織機|機織]]に携わった[[氏族]]である[[倭文氏]]が祖神の建葉槌命を祀ったのが起源とされている。ただし、社伝には下照姫命に関するものが多く、[[大正]]時代までは下照姫命が主祭神であると考えられていた。社伝によれば、[[出雲]]から渡った下照姫命が現在の湯梨浜町宇野に着船し、御冠山に登って現在地に鎮まったという。着船したと伝えられる場所には、下照姫命が化粧を直したという「化粧水」や、腰を掛けたという「お腰掛岩」などが残っている。これについて、『式内社調査報告』では、元々は織物の神である建葉槌命を祀っていたのが、当地で織物が作られなくなったことにより建葉槌命の存在が忘れられ、共に祀られていた下照姫命だけが残ったと記している。