<blockquote>古事記(712年)によれば大国主命は大勢の兄神様と一緒に[[八上比売|八上姫]]へ求婚のため因幡国への途次、因幡の白兎を助けた縁で結ばれ出雲の直会で'''多岐喜姫'''(当社祭神)が生まれ給う。因幡国へ里帰りの途中、多岐喜姫は榎原郷橋本邑の榎の俣に指を挟まれ此処にとどまり鎮守神として祭祀された歴史ある古社です。また阿陀萱神社由緒書には合祀の宗像神社祭神を天平6年(735)9月15日安芸国厳島神社より勧請の記述あり。(境内内由緒書きより)</blockquote>
== 私的考察 ==
多支枳社(神門郡)、加夜社(神門郡)と別々にあるように、'''阿陀加夜努志'''と'''多伎吉比売'''は本来異なる神と考える。対になる男女の神、おそらくは夫婦神だったものが、ひとまとめにされて一柱の神のように扱われたのが、阿陀加夜努志多伎吉比売と考える。
=== 注釈 ===