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山𤢖(やまわろ)は、木曽(長野県南西部)の深い山の中に住んでいる大男で、「やまおとこ」とも呼ばれる<ref name="水木1994" />。
江戸時代の文政年間([[1818年]]–[[1830年]])初頭、木曽の山の中で1メートルほどの大きさもある[[フジ (植物)|藤]]の[[つる植物|つる]]で編んだ[[草鞋]](わらじ)が見つかり、山𤢖のものに違いないといわれたが、山𤢖を見たという[[樵|木こり]]もおらず、結局どこに住んでいるのか、存在していたのは分からなかったという江戸時代の文政年間(1818年–1830年)初頭、木曽の山の中で1メートルほどの大きさもある藤のつるで編んだ草鞋(わらじ)が見つかり、山𤢖のものに違いないといわれたが、山𤢖を見たという木こりもおらず、結局どこに住んでいるのか、存在していたのは分からなかったという<ref name="水木1994" />。また、江戸時代後期の[[随筆]]『想山著聞奇集』に記されている「山𤢖(やまおとこ)の事」によれば、同じく木曽で、ある木こりが早朝に山に入り、物を割るような音が響いたので振り返ると、真っ黒い大きな体で薄赤い顔に[[茶碗]]ほどの大きさの目が白く光るものが立っていた。木こりは山小屋へ逃げ込んだが、そのまま3日間寝込んでしまったという。また、江戸時代後期の随筆『想山著聞奇集』に記されている「山𤢖(やまおとこ)の事」によれば、同じく木曽で、ある木こりが早朝に山に入り、物を割るような音が響いたので振り返ると、真っ黒い大きな体で薄赤い顔に茶碗ほどの大きさの目が白く光るものが立っていた。木こりは山小屋へ逃げ込んだが、そのまま3日間寝込んでしまったという<ref>{{Cite book|和書|author=三好想山|editor=, 谷川健一他|editor-link=谷川健一|title=, 日本庶民生活史料集成|origyear=, 1851|year=, 1970|publisher=[[, 三一書房]]|volume=, 第16巻|, isbn=:978-4-380-70504-5|pages=36, p36-37|chapter, =想山著聞奇集}}</ref>。
また、一般的に山𤢖(さんそう)と同一のものであると考えられて来た歴史があることから、日本にいるとされる山𤢖(やまわろ)もカニなどを食べると解説されることもある<ref name="水木1994" />。

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