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12 バイト追加 、 2024年12月4日 (水)
「'''伏'''」という字は「'''人'''」に「'''犬'''」と書き、犬神信仰とも関連する言葉と考える。長野県岡谷市に鉢伏山という山があり、山頂に「'''雨乞いの神'''」とされている'''鉢伏大権現'''を祀る鉢伏神社がある<ref>[http://www.uchiyama.info/oriori/kentiku/zinja/hachibuse 鉢伏神社]、写真紀行・旅おりおり(最終閲覧日:24-11-29)</ref>。また、長野市信州新町竹房の八布施山に武八布施神社がある。こちらは馬の産地であって、'''八布施駒形大明神'''を祀っていた。現在の祭神は保食神である。竹房大門の武富佐神社には「速瓢神(はやちかみ)」という神が祀られている。「伏」という字に関連する地名であり、「'''速'''」という字が名前につくことから、この「速瓢神(はやちかみ)」も犬神だと管理人は考える。
竹房の近隣に長野市篠ノ井犬石には、犬神が祟って産土神を追いかけた、という伝承がある。また、干ばつの際に人身御供を捧げた、と思われる伝承もある。(竹房の近隣にある長野市篠ノ井犬石地区には、犬神が祟って産土神を追いかけた、という伝承がある。また、干ばつの際に人身御供を捧げた、と思われる伝承もある。('''[[布施八龍大権現]]'''を参照のこと)
ちなみに、長野市信州新町竹房あたりから、小布施の辺りまでは、かつて「布施氏」という氏族が活動した地域である。彼らは犀川・千曲川東側に広く展開し、地名や神社名にその痕跡を残している。彼らが元は「'''伏氏'''」と名乗っていたのであれば、犬神に縁の深い氏族だったのかもしれないと思う。

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