<blockquote>むかし長者窪に住んでいた長者の家に旅の僧が宿を求めた。長者は僧の持つ大金に目がくらみ殺して奪った。長者の家はそのせいで滅びてしまった。残された長者の犬は猛り狂い人々に害をなした。そこで産土神さまがあらわれ犬を諭された為、犬は改心して石と化し集落を護るようになったという。なおその過程で産土神さまは犬に追われ里芋で滑りゴマで目を突いたそうで、当地では近年まで犬を飼わず里芋やゴマを作らない戒めがあったそうだ。<ref>[http://oinuwolf.blog.fc2.com/blog-entry-810.html 長野県長野市篠ノ井有旅の犬石]、狼やご神獣の、お姿を見たり聞いたり民話の舞台を探したりの訪問記 -主においぬ様信仰ー(最終閲覧日:24-11-26)</ref></blockquote>
== 犬石地区の雨乞いのやり方 ==
* 長年寺の薬師さんと寺の地蔵(水地蔵ともぬれ地蔵ともよばれる)とを抱き合わせて荒縄でがんじからめに縛り、それを弁天井戸(別名長者の井戸)に沈める。
* 氏神の中山神社へろうそくをもってアマンゴエのお参りにいく。
* 蓑笠を身に着けて聖(ひじり)池にいき、その水を濁す。
* 戸隠の九頭龍(くずりゅう)権現へ行って祈願する。
== その他よもやま ==