== ミャオ族伝承 ==
昔、天を支えて大地に立つアペ・コペンという男がいた。男は雷と兄弟分で、雷が良く遊びに来ていた。雷は鶏肉が嫌いだったが、アペ・コペンはいたずらでこっそり鶏肉を食べさせた。怒った雷はアペ・コペンを切り裂くことにした。襲ってきた雷をアペ・コペンは捕まえたが、昔、天を支えて大地に立つアペ・コペンという男がいた。男は雷と兄弟分で、雷が良く遊びに来ていた。'''雷は鶏肉が嫌いだった'''が、アペ・コペンはいたずらでこっそり鶏肉を食べさせた。怒った雷はアペ・コペンを切り裂くことにした。襲ってきた雷をアペ・コペンは捕まえたが、'''バロン'''(娘)とダロン(息子)が開放してしまう。
.雷は逃げる時にアペに見つかりそうになり、枯木の幹の中に隠れる。そして何とか逃げおおせる。アペは丸木舟を作って洪水に備えた。雷は逃げる時にアペに見つかりそうになり、枯木の幹の中に隠れる。そして何とか逃げおおせる。アペは丸木舟を作って洪水に備えた。
洪水が起きると父の乗った船は水に浮き、南天門(天国の入り口)に流れ着いた。そこに日月樹が生えていたので、アペは丸木舟を降り、この木を昇って天におしかけることにした。雷はひとまずアペを歓待することとして、もてなしている間に太陽を十二出し、日月樹を枯らしてしまうことにした。そうしたらアペはもう地上に戻れないので、その間にアペを殺す方法を考えるつもりなのだ。雷の真意に気がついたアペは雷に殴りかかった。雷が逃げたので、天上では雷とアペの追いかけっこが始まり、雷は天のあちこちで鳴るようになった。アペが暴れたので、地上には山や川や海ができた。