差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
2,230 バイト追加 、 2024年11月18日 (月)
ページの作成:「'''阿豆良神社'''(あずらじんじゃ)は、愛知県一宮市にある神社である。旧社格は郷社。 式内社の尾張国丹羽郡「阿豆良神社…」
'''阿豆良神社'''(あずらじんじゃ)は、愛知県一宮市にある神社である。旧社格は郷社。

式内社の尾張国丹羽郡「阿豆良神社」である。阿豆良とは縵から転じたといわれている。

== 祭神 ==
*[[天甕津媛命]](阿麻彌加都比女とも記述されている):賀茂系の総母神的女神。二柱の夫を持つ。
*倭姫命

== 概況 ==
*創建時期は[[垂仁天皇]]57年([[28年]])とされており、尾張国でも古い神社とされている。
*[[1564年]]([[永禄]]7年)、戦乱のため焼失するが、[[1587年]]([[天正]]15年)に再建される。
*江戸時代は「吾蔓大明神」と称されていたが、[[1872年]](明治5年)に阿豆良神社に改称し、郷社となる。
*元の位置は現在地の北約200m付近という。別の説では、現在地の北約1kmにある馬見塚遺跡([[縄文時代]]~[[古墳時代]]の[[祭祀遺跡]])ともいう。現在地に移転したのは1587年(天正15年)の再建時と推測される。

== 社伝 ==
祭神の天甕津媛命は『[[出雲国風土記]]』などに記載されている出雲神話の神という。社伝によると、以下の話が伝わっている。

*[[垂仁天皇]]の皇子[[誉津別命|品津別皇子]]7歳になっても言葉が話せなかったという。皇后の夢の中に天甕津媛命が現れ、「今まで私を誰も祀ってくれない。祠を立て神に祭るなら、皇子は言葉を話せるようになり、天寿を全うするだろう。」ということを伝えたという。垂仁天皇は部下の建岡君に、天甕津媛命を探し出すように命じた。
*建岡君は[[美濃国]]花鹿山(現[[岐阜県]][[揖斐郡]][[揖斐川町]]の[[花長上神社]])に登り、[[サカキ|榊]]の枝で縵を作って神に祈り、「此の縵の落ちた所が神を祭る所であろう。」と言うと、縵を遠く投げたという。この縵が落ちた地に創建されたのが阿豆良神社という。
より名岐線「九日市場」行き

{{デフォルトソート:あすらしんしや}}
[[Category:日本神話]]
[[Category:神社]]

案内メニュー